中越鋳物工業協同組合について

理事長あいさつ

伝統と歴史を誇りに新たな歴史のページを刻む。

中越鋳物工業協同組合は、新潟県知事の認可を受けて昭和32年11月に創立いたしました。
オイルショックや円高不景気、バブル崩壊、リーマンショックなどと、さまざまな経済不況がありました。
この歴史的背景の中で、地域の技術向上の為の基盤を作り、労務、経営改善などを図り、発展してきました。
その結果、中越鋳物の名が日本の鋳物産地のひとつとして広く認識されるようになりました。

現在、中越の鋳物工業は、地場産業として地域社会の発展に貢献させて頂いております。
地元のみでなく関東圏を始め、広域の産業等を支える大切な役割を担っております。
当組合の築いてきた50年以上の長い歴史を誇りに、この気概を次の世代に
継承して行かなければなりません。この想いを刻み、なお一層の努力と精進を重ね、
新たな歴史のページを加えていかなければと意を決しております。
関係各位に対しまして、今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますよう、
切にお願い申し上げ、ご挨拶といたします。

 

事業内容

当組合では、事業を3事業に特化して、
事業のスリム化と目的の明確化に徹しています。

(1)情報提供事業

  1. 情報提供を「短信」で組合員に流します。(毎月1~2回配布)項目を箇条書きにして、簡単なものにして、詳しい内容は興味のある人が組合に問い合わせてもらいます。情報が組合員に平等に提供されるようにします。
  2. 景況調査を3ヶ月に1回実施します。
  3. 組合員各社への巡回を毎月1~2回以上実施します。

(2)中国鋳造技能実習生受入事業

  1. 「技能実習制度」では、新制度が平成22年度から施行されました。
    今後も制度に則し、法律を遵守して技能実習生受入事業委員会や技能実習生受入企業懇談会を開催して、連絡を密にして問題の解決や事前防止に努めます。
    事務局の負担があまり大きくなりすぎないように、受入れ企業からも相応の事務負担をしていただく等の工夫をします。
    特に、入国管理局の監査が厳しくなってきており、組合としても不適正な事業と受け取られないように受入れ企業に指導し、協力をお願いします。
  2. 適時集合研修をして技能実習生が事件事故に巻き込まれないよう、宿泊施設の近隣・住民とのトラブルがないように、指導管理します。技能実習生は入国時に1ヶ月程度講習会を開催して、鋳造技術の習得や日本語のレベルアップに努めます。

(3)産業廃棄物処理(鉱さい処理・リサイクル化)事業

  1. 産業廃棄物委員会が主体となり、組合員内で産業廃棄物 の発生量を減少させる工夫、分別やリサイクルの工夫をしている事例を共有し、意識の啓蒙を更に図り、先進地域を視察見学して参考にしたうえで、管理型最終 処分場の確保、行政へのアピール等を行ないます。
  2. 処理単価上昇抑圧のためにも組合での共同事業としての活動を継続します。
  3. 引き続き産業廃棄物を分別することによって、資源化(リサイクル)することを研究し、早期実現を目指します。

 

組合概要

組合名 中越鋳物工業協同組合
理事長 遠藤 正浩
事務局所在地 〒940‐2022 新潟県長岡市鉄工町2-5-7
電話番号 0258‐29‐9741
FAX番号 0258‐29‐9742
設立 昭和32年
組合員 20名(令和3年4月1日現在)

 

歴代理事長

初代(昭和32年~56年) 品川 英三 品川鋳造所(現(株)品川鋳造)
第2代(昭和56年~61年) 安藤 芳雄 (株)安藤鋳鉄工所(現(株)キャストアンドー)
第3代(昭和62年~平成2年) 渡辺 敏夫 (有)渡辺合金鋳造所
第4代(平成3年~平成14年) 品川 英夫 (株)品川鋳造
第5代(平成15年~平成22年) 安藤 克明 (株)キャストアンドー
第6代(平成23年~平成25年) 品川 十英 (株)品川鋳造
第7代(平成25年~平成27年) 安藤 克明 (株)キャストアンドー
第8代(平成27年~令和3年) 松田 昌幸 (有)松田鋳造
第9代(令和3年~令和6年) 太田 晴久 (株)共英鋳造所
第10第(令和6年~現在) 遠藤 正浩 (株)遠藤鋳工所

 

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